2020年を振り返って
2020年は、新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。
毎年、経営計画というものを作成しているのですが、年明けから先行きが全く分からなくなりました。
自治体よりコロナ感染対策依頼もありました。
加えて4月から受動喫煙規制法による線引きも始まりました。
海外からのお客様は2月までで途切れ痛手でした。
弊店は海外からの個人客が多かったのです。
日本中がコロナで大騒ぎになりましたが、冷静に経営計画を作り直しました。
大まかに申し上げますと、他店の反対を行きました。
休まない、可能な感染対策を全て行い、人数制限、時間制限もすぐ始めました。
物販やテイクアウトも行いませんでした。
行ったのは感染対策だけで、普通に営業することだけでした。
喫茶店には喫茶店の役割があると考え、本筋を怠ることは私の場合考えませんでした。
批判的な声は少なくありませんでしたが、結論から申し上げますと支持されるほうが圧倒的に多かったことです。
科学的に感染対策が安全であったかどうかはわかっていませんが、少しでも安心してご利用いただけるよう腐心したつもりです。
報道に反してコロナの感染者はまだそれほど多くなく国民の不安を煽っていたのが現実だったと思います。
報道、特に新聞の表現からいろいろを読み取り、海外や大都市圏の方々から情報を聞き取り先を読んで施策を打ったつもりです。
おかげさまで2020年は何とか乗り越えることができました。
しかしすでに秋以降から大都市圏を中心に感染者はかなり増えてきており、その波が札幌にどう影響を及ぼすのか、2021年のほうが正念場ではないかと考えています。